おっかさ働く
集中力を失った時、あえてする「ながら仕事」
・帰りにコーヒーショップへ寄って店員さんに入れてもらったコーヒー飲もう!
・朝食に味海苔食べちゃったから買いものしよう。
・明日のお弁当は唐揚げに決定!
・次の仕様書は、どんなボデーの車かな?
・頼まれていた書類のチェック
・製造部からお願いされていた件を考えよう
・設計したあの車どこまでできたかな?
などなど、会社のこと、家のこと、子供のこと、自分のこと、仕事中でもいろいろ考えていることがあります。
目の前の仕事に手詰まりを感じたときは、行動と考えを別に切り離して作業します。あえて、「ながら仕事」です。すると、思っていたより早く仕事ができるようになります。見落としを防ぐこともできます。
これは、子育て中ならではの手法です。家では、子供が騒ぐ中、今日の料理を考え、洗濯物をたたむ。そんなことしょっちゅうではないでしょうか。
実は不器用なので子育てと仕事の両立なんてしていません(笑)
それでも家族は、一所懸命働くお母さんを応援してくれます。
平日の朝は「おーい、起きろよ!」 早起きの主人から声がかかり、布団からなんとか起き上がることができます。
普段の夕食は同居する(主人の)母にすべてを任せ、仕事に集中しています。
休日の朝は「毎日忙しいからお母さんは眠っていていいよ!」 と、うれしい言葉が子供たちよりかけられます。
・・・忙しいお母さんということで、私の甘えを許してくれる家族です。
仲間のサポート
一人でできる仕事はありません。時に、意地になって一人でやろうとしても、誰かが必要になります。
「なんだ、助けてもらえばよかった・・・」と反省します。
製品と向き合っている製造部の人のほうが、車について詳しくて、「こうしよう、ああしよう」と前向きな意見をもらえることがしょっちゅうあります。
困ったときは、腕を抱えて現場に連れていき、「ねえねえ、ここだけど・・・」と相談を持ち掛けて、解決してもらったりしています。
成果の見える仕事
「かなえもーん」一時期、営業さんからこんな電話がかかってきました。
ご存じのキャラです。
電話とは、お客様の要望を伝える電話です。できることはできる、できないことはかなえる努力をします。
要望に対し、できると返事をし、車が納車され、満足したお客様の声をきけることが目標です。
街中で、かかわった車両に出会えることが、楽しみです。
すかさず、家族に自慢をします。
「みてみて、私の設計した車が走っているよ!」
執筆者 : ブーフーウーの母 / 「おっかさ」とは遠州弁でお母さんのことです