化学的接近
仕事って理系も文系もメカも電気も化学も関係ない。
・・・わけでは無いと思いますけど、無くても何とかなります。
知識はあるに越したことは無いです。
それでも、車が好きな人ならきっと何とかなります。
私は大学時代、設計とは無縁の化学科で学んでいました。
正直に書きますと、残念ながら入社して化学が活かされていることはまだありません。「私は大学で何を学んできたのだろう?」 入社当時はそんな心の声がモゾモゾしていました。
今は違います!
入社してから設計について、車について、1から学んでいます。
まだまだ勉強中ですが、少しずつ図面が読めるようになり、できる仕事が増えてきました。
苦労はありますが、徐々に成長でき、それを体感している自分がいます。
学生時代に身に着けるべきことは、知識や経験だけではありません。
新しいことにどうやってぶつかっていくのか? その為になにを勉強すべきなのか? 壁にぶつかったときにどうやって突破するのか?
仕事にやり方、考え方、そういうアプローチを化学を通じて学んだことがとても大きかったのだと思います。
「設計の仕事をするためには、製図・設計についての知識が必要」というイメージを持っている方が多いと思います。勿論、知識が無いままでは仕事はできませんが、入社の段階で知識が無くても大丈夫です。どれだけ知識があってもベテランの方には絶対に勝てないですから。。。
ものづくりに興味のある学生さんへ
ものづくりに興味があるといっても、どこに興味があるのかは人それぞれだと思います。
当社の場合は、「設計したものができる様子が見たい」、「製品をお客様が使っているところを間近で見たい」という学生さんにお勧めかもしれません。
工場が敷地内の直ぐお隣にあって、図面を書いてからひと月以内には、製品が出来ていく様子を間近で見ることができます。
納車や打ち合わせに同行させてもらう機会もあり、お客様の意見を聞くことや、製品を使用しているところも見ることができます。
「車輛の設計をしてみたいけど、知識がない」という学生さん、やる気があれば何とかなります。
執筆者 : 技術部 C.Y