地元Jターン
私は就職を機に生まれ育った浜松に戻ってきた社会人1年生のド新人です。
大学進学を考えた際、「浜松よりも都会な所に行きたい」という動機で名古屋の大学を選びました。4年間を今振り返ってみると、大正解でした。お店がとにかくたくさんあって、街中が栄えていて、地下鉄も通っていて、終電も遅い。最高。
しかし、その価値観は社会人になって少し変化してきました。現在は、地元に就職してよかったと思っています。Jターンを考えている学生さんがいたら、私の1年目の体験も参考にしていただけたらと思います。
私が就職先を浜松に絞ったのは、大学生活のうちに浜松が恋しくなったから。ではなく、単純に両親に帰って来いと言われたからでした。気に入っていた名古屋の生活だったので、浜松には渋々戻る、という感覚で、「なんで戻らなければいけないのだろう」という感情が大半を占めていました。ふと、都会に就職する友人のSNSを見れば、都会らしい華やかな生活の一部がアップされていて羨ましい限り。また落ち込む私。
しかし、いざ就職して社会人生活がスタートすると考え方が一変しました。
生活環境の充実
社会人について具体的なイメージが湧いていなかった、且つ心配性な私は大きな不安を抱えっぱなしでした。初めて知り合う会社の方々、知識ゼロから始める業務、解けない緊張。帰宅後の私はアジの干物のようでした。そんな時に助けになったのは家族や友人の存在です。すぐ会える距離になんでも話せる家族、友人がいるというのは当たり前のようで大きなことだなと思います。家族でも友人でも、その日あったことや日頃の愚痴を直接会ってたくさん話す相手は必要です。同じ地元で働く友人の話を実際に聞くと、私より大変そうだな、辛そうだな、楽しそうだな、とか様々なことを感じて、自分も頑張ろうという活力になり、不安やストレスも軽減されて、スッキリします。また、会社でも地元の方々が多いため、地元の話題で盛り上がります。就活をしている学生さんも、感じたことはありませんか?地元企業の説明会と地元以外の企業の説明会、馴染みやすさや居心地を比べると全然違うのではないでしょうか。
安心できる人や環境が近くにあるということはとても心強いです。そのおかげで生活環境が充実する、私はそれが一番地元就職においての大きなメリットだと感じています。
都会にこだわる理由
今の時代、都会に住んで仕事をする必要はあるのか?私たちは生まれた時からインターネットが身近にあるのが当たり前のデジタルネイティブ世代です。買い物は基本ネットショッピングですし、お店に行くのはネットショッピングで購入するための下見、という方も多いのではないでしょうか。もっと言えば今は様々なものをネットレンタルで済ますことができ、利用する人が増えています。レンタルなら下見の必要性すら無くなります。あれれ?スマホ1つで出来できますね。便利さを求めて都会に住む時代ではなくなってきていると思います。そう考えると、地元に住んだ方が充実して素敵な生活が送れるのではないかと私は思います。
Jターンを考えている学生さんへ
どうでしょうか、浜松で就職しませんか?大学時代に都会に疲れて浜松に帰ってきた先輩も地元就職は正解だったと言っています。実際私の周りも浜松に就職でJターンやUターンしてきた友人は多いですし、結果皆満足しているようです。
地元(浜松)ゴリ押し女からの話はここまでにしておきます。Jターン就職を迷っている学生さんはそのままプラスの方向で考えていただきたいです。きっとその後の生活に後悔はしません。
是非、浜名ワークスへの就職も考えてみてくださいね。
執筆者 : 総務部M.S