簿記で終わらない
文系で就活中の皆さん、就職活動に不安はありませんか?「事務職はシステムやAIに仕事をとられる~」とか、「簿記はとっても意味ないよ~」なんて言われたことはないでしょうか?
私は文系の大学から浜名ワークスに就職し、経理部に所属しています。経理部では、取引先への支払いや経費の精算、仕訳の入力などを行っています。
これらの仕事はシステムの導入によりかなり作業時間が減ってきました。
やっぱり経理の仕事は減少傾向なのか?システムあるなら簿記いらないじゃん。と思われた方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
簿記の知識で仕訳を行うという場面は減ってきますが、簿記を学んでおけば貸借対照表の見方や科目が頭に入っているのでとても便利です。
また、仕訳や支払い業務の作業時間を短縮したことで、経営分析や予測にあてられる時間を増やすことができます。システムを使えば○○利益率、○○回転率などボタン1つで指標がでてきますが、そこからどのように改善し戦略をたてていくかはAIやシステムではなく、人ではないとできない仕事の1つだと思います。意外とやりがいがありそうだなって思いませんか?
入社して数年が経ちますが、会社の状況を分析できるようになりたいと思うようになったのはお恥ずかしながら最近の話です。
浜名ワークスにはインドネシアに子会社があり、私は財務のサポートをしています。同じ車を製造していても、国や文化の違いで費用のかかり方も変わってきますし、計上方法の違いもあります。
言葉の壁にも悩まされますが、インドネシアの皆さんは明るいですし、Web会議でお互いどのように仕訳をして資料を作るかすり合わせを行うことは楽しいです。
今のやり方を変えていくのは簡単なことではありませんが、両社がより成長できるように話し合いを重ねて基礎を固めていきたいと思います。
それに経理部に所属していながら、海外事業にも携われるなんてお得ですね!
システムやAIに仕事をとられるかも…と不安な就活生の皆さん、浜名ワークスで人にしかできない仕事を一緒にしてみませんか?
執筆者 : 文系女子