ドライバ・整備士不足の解決策を探る
「戦後強くなったのは女性と靴下である」というフレーズを聞いたことあるだろうか?
靴下とはストッキングの事でナイロンの発明がその正体だが女性の方はどうだろう?
戦後と言っては古すぎるが、近年、輸送大型トラックやダンプカーの女性ドライバーを見かけることが増えている。間違いなく靴下はともかく女性も強くなっている。諸兄も同感ではないだろうか。
ドライバー不足・整備士不足
商店街の10年間「閉店セール」張り紙みたいに運送屋さんの店先にはドライバー急募の立て看板が立ちっぱなしだ。
様々な記事やメディア情報には”ドライバー人手不足”の文字が躍る。どこも状況は似たような感じなのだろう。
ドライバー人事管理担当者の苦悩が伝わってくる。若者の車離れだの少子高齢だの力仕事だの長時間労働だの···原因探しにキリがない。
加えて筆者のようなAmazonポチッや楽天ポチッする人が増えてくると荷物量(仕事量)が増えて追い打ちをかける。
ますます慢性的な人手不足となることは容易に想像できる。
キャリアカーの課題
物流·輸送機器を製造する当社は当然ながら他人事ではなく、僅かでも、微力であっても何か人事担当者のお役に立てる事はないだろうかと日々、無い知恵を絞っているのだが、なかなか妙案なぞ簡単に浮かぶはずがない。自慢じゃないが。
それでも当社でハミックと呼ぶ箱型ウィングトラックは積載効率を上げるとか一度に運べる量を増やすとか地道に励んでいるので褒めてやって欲しいが、日が西から昇るような驚きのアイデアも無いのが実情だろう。が、何とか前進を期待したい。
我々のグループは、どちらかと言えばトレーラのキャリアカーにネタ探しをする機会が多い。そんな中キャリアカーに付きものの「アルミラダーが重くて女性に苦労を強いる」との声が聞こえて来ることがある。
つまり女性がキャリアカーのドライバーとして活躍している場面があるということだ。これは確かに靴下どころの話ではない。
であれば何としてでも人事担当の方に「女性に優しいキャリアカーがあるよ」と胸を張って訴えてもらい、アルミラダーだけじゃなくて大事な商品車だって簡単に扱えるから「難しくありません。力仕事は有りません」とか言って貰おう。いっそのこと「サンリオコラボのキャリアカーも考えますよ。」なんて笑って言って貰ってもいいな。。しかしその為には、いかに管理者様やドライバさんの現場の声を聞き、整備士不足やドライバ不足の解決策を示す事が出来るかが我々の任務だし使命だ。ま~恰好よくいえばミッションだ。簡単なことではないとは思うが、何とか人事担当者さんやドライバーさんの笑顔を見られるように頑張らなきゃならん。
執筆者 : 和田 平助
Case Study
2022.08 08 UPDATEHAMAMATSU STARTUP NIGHT
浜松市主催の「HAMAMATSU STARTUP NIGHT」~Fuse your mind!Fuse your innovation!~イベントが 2022年7月28日虎ノ門ビジネスセンターCIC-Tokyoで開催され、参加させていただきました。
2020.09 16 UPDATE空港の人手不足を解決する車両
「待ち時間」「移動時間」「運ぶ時間」などを現場で短縮すれば、今までと同じ作業が低コストで実現可能になり、生産性向上や収益向上につながります。