テレワークとは、情報通信技術を活用し時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働く形態をいう。「tele = 離れたところ」「work = 働く」をあわせた造語。

新型コロナウイルス感染症の拡大によりテレワークという働き方改革が普及しています。
多くの現場を持つ製造業は、テレワークはとても難しいと考えられています。

1991年4月から海外進出

当社は、フィリピン、アメリカと海外進出をしましたが現在は、インドネシアに現地法人を設立し、浜名グループの一員として活躍しています。現地法人では、東南アジア市場向けキャリアトレーラを開発・生産すると共に日本市場向けキャリアトレーラも製造しています

インドネシア製の品質

インドネシアでキャリアトレーラを生産するにあたっての一番の難題は品質でした。
日本に比べて良質な材料が入手し難いことや、製造技術、経験不足など、日本製と同等の品質を求める為に現地スタッフや我々日本のスタッフ共々、大変苦労しました。
また、現地生産での品質を確保するために、日本の熟練者が現地へ出向し技術指導、製品検査をしています。

コロナ禍

しかし、昨今のコロナ禍により水際対策が強化され、世界各国で入国制限が行われている今、インドネシアも例外ではありません。
先日、無事にキャリアトレーラの組立が完了したのですが、隔離期間があり安易に海外へ行ける環境ではなくなってしまった為、まだ現物の確認ができていません。
海外での生産活動がまだまだ不十分な中で、現地に行くことができない状況はとても、もどかしいですが、いつ収束するのか分からない現状と今後を見据えて新しい取り組みも開始しています。

Ｗｅｂ会議の活用

新型コロナウイルスによる未曾有の状況下において、働く人々の生活様式もどんどん変化しています。
当社も、インドネシア⇔日本で定期ミーティングは勿論、各部門の工程内検査までWeb会議を活用しています。
このような取り組みにより、時間有効活用、出張経費削減など様々な副産物が得られました。

製造業のテレワークは難しいという考えの中、当社はインドネシア⇔日本でテレワークを活用しています。新型コロナウイルスによる逆境をバネに、柔軟に変化し浜名ワークスは進化を続け走り続けます。