浜名ワークスが目指すもの
兵法によると戦いには「戦略」「戦術」「戦闘」の3つの要素が必要である。品質工学の父である故·田口玄一先生は、企業における「技」にも、勝つためには3つの要素が必要であると説いている。
技略 (どの山に登るのか)
技術 (どうやって登るのか)
技闘 (実際に登ってみる)
どんな優秀な武将がいても、「略」と「術」がなければ勝てないのである。
我々はCXを追求していく
ボーダレスな流通により国中でモノがあふれ、「所有」から「利用」の時代に変化を遂げている日本。様々な商品はマルチプル経済で取引され、お客様はあふれる情報の中から最適な買い物を迫られる。
モノがあふれる市場では価格下落が始まり、Eコマースを筆頭とする大陸企業が価格下落を加速させている。
そのような中、お客様の要望は外見上では緩やかに変化している。しかし、お客様が抱える本質的課題は劇的に変わりつつある。
そもそもお客様は、良い商品や良いサービスや素晴らしい技術に興味を持っているのだろうか?
あくまで自社が抱える本質的問題の解決手段に興味を持っているのではないだろうか?
我々はお客様とのCX=customer experienceを通じて、お客様の本質的課題を一緒に考え、一緒に解決していきたい。
共に戦う仲間を増やす
当社はまぎれもなく中小企業である。中小企業にとって「どうやって山に登るのか?」は大きな問題である。
リソースや資金力で大企業と絶対的な差があるからだ。【本当だろうか?】
ここ10年ほどで大企業を中心に、オープンイノベーションやインキュベーションがもてはやされている。が、果たしてどれだけの企業が成功事例を積んでいるだろう?
当社における技術とは、「どうやってCXを解明し、解決するのか」だ。そこに企業や組織の大きさは関係ない。
我々は様々な業種のパートナーや大学の研究室と共同で、オープンなイノベーションを展開し、中小企業のスピード感をもって新しい価値の共創をお客様と共に行っている。
技術ネットワークの輪は当社技術の根幹であり、アイデアの巣窟なのだ。
技闘によって価値を高める
「事件は現場で起きている」。CADの中や実験室で起きているわけではない。
当社の技術者は現場に通い、ドライバーの皆様や運用されている皆様とのコミュニケーションを厚くし、車輛やソフトウェアやサービスの改良を繰り返すことで、ご提供価値の最大化を図っている。
このようなアジャイル型の技術でなければ、CXの真の解決にはならないからだと信じている。
お客様からの「お困りごと」のご相談をお待ちしております!
執筆者 : 技術部長
Technical Report
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