VOC ドライバー様の声

付加価値型の製品提供がますます重要になっていく当社業界。
実際に車輛をご利用いただいているドライバの皆様の声を伺い、今後の開発テーマに繋げていくことを目的に169名のドライバ様にアンケート調査を行い、アンケートに回答いただいた中から30名様に直接ヒアリングを実施しました。
本レポートはその一部を少しでも皆様方のお役に立てればと考え、当社エンジニアの所感も添えて公開させていただきます。
尚、アンケートに回答いただいたドライバ様は、主に「トラック型車輛運搬車」「トレーラ型車輛運搬車」「2段床車」を、実際に運用されておられる方々を対象としており、ドライバ様の属性は以下の通りです。
【質問】お使いいただいている車両の ●● について教えてください

「特に視界が悪いような車輛や、改善してほしいところはないなぁ」

「昔の車は分厚い鋼材で作られていたので強かった」
「最近はEV車やハイブリッド車で軽量化が求められているため、鋼材の板厚が薄くなっていて、以前ほど架装部の剛性を感じない」
「浜名ワークスの車輛は他社と比べて剛性が高くて安心だよ」

「架装部は10年以上使用するもの。もう少し耐久性を上げてもらわないと」
「特に(錆)と(亀裂)が悪いね」
「車輛運搬車って”錆びた車”っていうイメージ。そんな車に乗りたい人はいないでしょう~」

「浜名ワークス車輛の安全性は高いね!安心して仕事ができる」
「高所作業の対策を行った車輛なら、年配者でも扱えるね」
「安全については業界や輸送会社間の風通しをもっとよくして、良い機能を横展開してほしい」

「道板やゴム板は女子には無理。雨の日はもっと無理」
「車輛運搬車の固縛の荷締め機はジム通いと同じくらい筋肉がつくよ」
「スマホネイティブが台頭してくれば、いずれスマートフォンで全部操作するようになると思うな」
「二度手間、三度手間の作業が多い。もっと簡単操作にできるはずだけどな」

「錆や亀裂を筆頭に、とにかくメンテナンスコストがかかりすぎる」
「雪国は塩カルの量がすごく、すぐに錆びる」
「雪国では帰車両を水洗いしても直ぐに凍ってしまう。下回りの専用洗浄機などがあればらくになるのだが···」

「最近は事前に車輛情報がない輸送案件が増えてきた。とにかく積んでみて、高速入り口で重量オーバーなどの事態がたまに発生する」
「中古車など様々な車輛を積み込む場合、初心者は積込場所や手順がわからず多くの時間を費やしてしまう」

「行きと帰りの荷物が違うケースが増えてきた。二輪や四輪だけでなく色々な荷物が積めるような工夫がほしい」
「トラック型車輛運搬車の1番フロア固縛は女性には無理」
今回の調査でいくつかトレンドをつかむことができました。
- ドライバに女性や年配者が進出し始めてきている
- 初期コストからランニングコスト重視に変化しつつある
- 荷物が多様化してきている
輸送業界は、国内市況や物流環境の変化により、今まさに変革点を迎えていると思います。
この変化をチャンスと捉えるのか、ピンチと捉えるのかは当社の考え方次第です。
「お客様の期待に応えること」、更にその先には「お客様に感動を届けること」が当社の使命です。
今回、お忙しい中調査にご協力いただいた皆様方に期待に応えるためにも、当社エンジニアは全力を挙げて課題を解決し、感動をお届けする努力を続けたいと思います。
執筆者 : 技術部 マーケティングWG
Technical Report
VIEW ALLCase Study

2022.08 08 UPDATEHAMAMATSU STARTUP NIGHT
浜松市主催の「HAMAMATSU STARTUP NIGHT」~Fuse your mind!Fuse your innovation!~イベントが 2022年7月28日虎ノ門ビジネスセンターCIC-Tokyoで開催され、参加させていただきました。

2020.09 16 UPDATE空港の人手不足を解決する車両
「待ち時間」「移動時間」「運ぶ時間」などを現場で短縮すれば、今までと同じ作業が低コストで実現可能になり、生産性向上や収益向上につながります。