わが国の産業の血液の流れとも云える物流は、その多くがディーゼルトラックによって支えられています。わが社もその一翼を担っている事に誇りをもちつつ、トラックの環境適応化に大きな努力を重ねて来ました。
今、わが国では、地球環境の保持のためディーゼルトラックの環境性能改善が、国家的な課題となっています。
わが社も、わが社の製品分野において、地球環境保全のための活動を、極限まで継続して行う覚悟です。
また地球環境は、現在予想をこえた速度で変化しつつあり、環境を保全することの難しさを日常生活の中で感じる程になっております。わが社も社会の一員として現状改善の社会活動に参画し、踏み込んだ意識作りと具体的な活動を維持して行うべきだと考えます。
以上のことを着実に進めるため、この運動方針を策定します。
- 緑豊かで清澄な天竜川の自然と共生しつつ人情味溢れる地域の中で、何時までもクルマ作りを営んでゆくため、開発、調達、生産や事務管理などに関わる環境影響を常に認識し、全員が協調して環境管理を推進します。
- 企業活動及び製品に求められる、国の法律、自治体の条例や、私たちが守ると決めた環境に関する要求事項を遵守します。
- 環境汚染の予防のための、意識を幅広くとらえ、その源流対策の徹底を、環境マネジメントシステムの維持向上により推進します。
- 製品の環境側面についてと同様に、製造過程やその他企業活動における資源エネルギーの消費、廃棄物排出等の環境側面についても、環境目的・目標を取り決め、その達成のための活動計画を策定し、実行します。
- 環境目的・目標は、その達成度を見守り、毎年マネジメントレビューを行います。
2010年10月25日 代表取締役社長
当社では主要製品(ハミック、車輌運搬車、車輌運搬トレーラ)において、環境負荷4物質(SOC:カドミウム、鉛、水銀、六価クロム)のフリー化を達成しました。
今後もSOCフリー化の維持とともに、対象製品の拡大に努めてまいります。